プロペシアの知名度は、一般的にそれほど高くないものですが、髪の悩みを抱えている人にとっては有名なものです。そしてその効果の中には、AGAや薄毛に対して効果的というものがあります。しかし、中にはプロペシアが効かない人もいるのです。この記事ではプロペシアが効かない人の特徴を解説していきます。
プロペシアはAGAを食い止められる?
毎日しっかりと服用し、長期間にわたって飲み続けているのにもかかわらずプロペシアが効かない。それは、いったい何が原因なのでしょうか。
そういう人の症状や状態について確認してみると、実は効かない理由がわかります。本当に効果があるのか心配な人は、まずその状態に当てはまるのかどうかを確認してみてください。
こんな人にはプロペシアが効かない
プロペシアはAGAや薄毛に効果的ですが、その効果も完璧なものとは言えません。そもそも、何が原因で髪の問題が起きているのかをしっかり認識するところから始めてください。
AGAを発症してからかなりの期間が経過している人は、プロペシアが効かないことが多いです。それはなぜかというと、毛母細胞がかなり弱っているので、外部からの刺激ではどうにもならない状態になっているからです。
たとえば、常日頃から髪のチェックをしている人で、AGAを早期発見できたとします。その状態であれば、症状の進行を食い止めるために効果的です。しかし、毛母細胞が弱っていたりすでに死んでいたりすると、そこからの復活はかなり難しくなってしまうのです。
何事も早期発見、早期対処が重要だと言われていますが、これは髪の毛にも同じことが言えます。ほかにもAGA以外の原因で薄毛になっている場合は、やはり効果を実感できずに終わってしまうこともあります。しかし、原因がなんなのかを早期に発見できていれば、別の方法で対処が可能です。髪に対して何か異変を感じたら、早い段階でクリニックや皮膚科へ相談するようにしてください。
長く続けることが重要
プロペシアは、AGAや薄毛の進行を食い止める効果があります。そのため、服用し続けることが重要です。もう大丈夫だろうと思って途中でやめてしまったら、そこから進行が再開してしまうこともあるのです。
また、その効果が発揮されるまで時間がかかる特徴もあります。そのため、長期間の服用は必須です。プロペシアに添付された文書には、効果は3か月で見られる場合もあるが、通常は6か月の連日投与が必要と書かれています。
なかなか効果が出ないからと諦めてしまう人もいますが、まずは最低でも半年飲み続けるようにしてください。そこでも効かない人の場合は、また別な対策が必要かもしれないので、あらためて医師へ相談しましょう。